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症状詳細

回旋筋腱板損傷

2016年06月19日

回旋筋腱板(腱板)とは、肩周りにあるインナーマッスルで肩の安定化に作用する重要な筋肉です。

腱板は4筋(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)で構成されています。

野球やバドミントン、バレーボールなどのオーバーヘッド動作(投球の様な動作)の繰り返しにより損傷します。

女性の方では、髪を結ぶ動作やエプロンの紐を後ろで結ぶ動作で肩に痛みが強くでます。

原因としてはオーバーワーク(使いすぎ)や加齢による筋肉の変性(筋肉の組織が変わってしまう)などが考えられます。

4筋のうち、棘上筋のケガが1番多く次に棘下筋となります。

五十肩(巷では四十肩)とよく間違われるケガです。

主訴は運動痛で、人によっては夜間痛もあります。

ケガの程度により治癒までに時間がかかる傾向にあります。

マッサージによる回復はほとんどありません。

肩が痛くて長く通院し、マッサージを受けているのに痛みが引かない方はこのケガの可能性があります。

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